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かざみ千葉県旭市
これまで建設地が北日本に限られていた市民風車でしたが、2006年7月に関東第1号となる「かざみ」が千葉県旭市(旧海上町)に完成しました。地元は穀倉地帯で、風車が立つのは田んぼを見下ろす丘の上にある滝のさと自然公園。周辺は野菜や養豚・養蚕が盛んで、民家はわずかしかありません。広々とした芝生とジャングルジムが整備され、風車が公園内を遊ぶ子供たちの姿を上から眺めています。牧歌的な風景に、風車のシルエットが溶け込んでいます。
翌年の2007年10年には、利根川を渡った茨城県神栖市波崎地区(旧波崎町)に「なみまる」が完成しました。海岸清掃活動などに取り組むNPO法人波崎未来フォーラムが、市民レベルでの地球温暖化防止対策と、事業利益を活動資金に充てて活動を通して地域還元する目的から、一般社団法人波崎未来エネルギーを設立。当社が開発・建設を受託しました。風車の設置場所には、環境省の「快水浴百選」に選定されている波崎海水浴場の駐車場を選びました。2011年3月11日の東日本大震災では津波が押し寄せましたが、深刻な被害がなく、5日後に運転を再開。以後、安定した運転を続けています。
09 かざみ
- 発電所名:
- うなかみ市民風力発電所
- 事業主体:
- 一般社団法人うなかみ市民風力発電
- 運転開始:
- 2006年9月
- 出資者数:
- 1,043名※
- 設備能力:
- 1,500kW×1基
- 風車機器:
- ローター直径70.5m ハブ高64.7m
GE Wind Energy社製
※「まぐるん」ちゃん、風こまち、竿太朗、かざみ、なみまる 5発電所への共同出資
千葉県旭市岩井1000