鈴木亨が「道新 未来創造フォーラム」のトークセッションに参加しました。
2024年2月14日、札幌市中央区の道新ホールにおいて再生可能エネルギーの地産地消や脱炭素をテーマとした「道新 未来創造フォーラム」が開催されました。これは北海道新聞社主催、札幌市共催によるもので、約450名が聴講しました。
当日は石屋製菓(株)代表取締役社長・石水 創氏が再生可能エネルギーの活用法と脱炭素への自社の取り組みに関する特別講演に続いて、「北海道・札幌における再生可能エネルギー地産地消のこれから」というテーマで、北海道電力(株)代表取締役社長・齋藤 晋氏、稚内市長・工藤 広氏、札幌市長・秋元 克広氏と並んでNPO法人北海道グリーンファンド理事長・鈴木 亨(当社代表取締役社長)が参加して道内における再エネの普及拡大などについてトークセッション(討論会)が開かれました。
鈴木は再エネを生み出す北海道のポテンシャルについて、世界と日本の再エネが電力量に占める割合を示したうえで、北海道はますます日本の脱炭素に貢献していけると発言しました。北海道の再エネの未来と展望については、道内市町村全てに地域エネルギー会社をつくり、それを北海道電力などが調整していくような仕組みができれば、再エネは地域活性化の一つになる。その先に結果的に脱炭素が実現できる。2050年に脱炭素の実現は遠い未来ではないと発言しました。
なお、このフォーラムに先立って札幌市、稚内市、北海道電力が「道内自治体との連携における再エネ電力導入事業」に係る連携協定を締結。今後稚内市で発電された再エネ電力を北海道電力が取りまとめた上で、稚内市の余剰電力を札幌市で活用していくことが可能になりました。こうした仕組みが他地域に広がることで、日本全体の再エネ普及率が大きく向上することが期待されています。
※当日の「道新 未来創造フォーラム」の様子はこちらからご覧いただけます。