石狩市での再エネ地産地活協定を締結しました。

2024年4月22日、当社は株式会社再生可能エネルギー推進機構(REPO)、王子・伊藤忠エネクス電力販売株式会社(OJEX)および石狩市との間で、再生可能エネルギーの地産地活モデル構築に関する連携協定を締結しました。本協定は、石狩市内の風力発電のFIP※化により再生可能エネルギーの地産地活モデルを構築し、石狩市のゼロカーボンシティの実現に向けて電力の脱炭素化と電気料金の安定化を目指すものです。これに基づき、2024年5月1日より当社が石狩市内で運営する風力発電所「かぜるちゃん」で作られた電力をREPOおよびOJEXが調達し、石狩市内の小中学校等公共施設23カ所へ供給を開始しました。

※FIP……再生可能エネルギーで発電した電気を売電した際に、売電収入に加えてプレミアム(補助金)を上乗せした金額が支払われる制度

今回の電力供給においては、2022年に新たに創設されたFIP制度を活用して発電事業者である当社の再生可能エネルギー由来の電力を、アグリゲーターであるREPOを通じて小売り電力事業者であるOJEXが調達・供給することが可能になったことで、石狩市内の電源を活用した再生可能エネルギーの地産地活とともに、市内公共施設の電気料金の低減(従来比)が見込まれます。今後も当社は新たな発電設備の開発や、既存の発電設備のFIP化により、再生可能エネルギーの地域共生を図り、地域の脱炭素化に向けたさらなる普及拡大を推進してまいります。

北海道石狩市HP 「ゼロカーボンシティの達成に向けた石狩市の取り組み」