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「まぐるん」ちゃん青森県大間町

風力発電所の設置数が全国一の青森県。とりわけ下北半島は風況に恵まれ、風車の姿が各地で見られます。大間町は津軽海峡を挟んで北海道と向き合う街で、夏には太平洋側から冷たく湿ったヤマセが渡ることが多く、冬には雪が積もることさえできない横殴りの風が吹き荒れます。この優良な風資産を活用するため、八戸市のNPOグリーンシティが中心となって一般社団法人市民風力発電おおまを設立。当社が開発・建設を受託して、市民風車「まぐるん」ちゃんは2006年3月に運転を開始しました。

風車が立っているのは、漁師町である大間地区から離れた畑作・牧畜が盛んな奥戸(おこっぺ)地区の放牧地。海を見下ろす丘の上では、陸マグロとして注目を集める大間牛がミネラル分を含んだ牧草をのんびりとはんでいます。2011年には落雷によって、2013年にはギアボックスの故障、ブレードの損傷によりトータル長期の運転停止を余儀なくされました。それでも10年間の平均設備利用率は30%を超えており、発電実績はきわめて優秀です。海峡を泳ぐマグロのように、今日も元気に回り続けています。

近所の牧場では「奥戸牛」が生育中

津軽海峡へ出漁するマグロ船

[「まぐるん」ちゃん]
正式名称:大間市民風力発電所
事業主体:一般社団法人市民風力発電おおま
運転開始:2006年3月
出資者数:1,043名※
設備能力:1,000kW×1基
風車機器:ローター直径61.4m ハブ高68m
     三菱重工業製

※「まぐるん」ちゃん、風こまち、竿太朗、かざみ、なみまる 5発電所への共同出資

06 「まぐるん」ちゃん
青森県下北郡大間町大字奥戸字二ツ石

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