事業開発部門
事業開発部門では、適地の選定、事業の企画立案、立地・環境調査、事業化精査、ファイナンスの検討など、風力発電設備の導入に必要な業務を行っています。また、当社が事業主体として実施するだけでなく、地方自治体や企業、地元のNPO等とのコラボレーションによる事業化など、さまざまなスキームを構築して取り組んでいます。
風車を建てるまで
1
適地選定
- 風況・地形の確認
- 地理的条件の調査
- 風車導入規模の測定
2
風況調査
- 風況観測
- 風況特性・発電量の評価
3
環境調査
- 生態系調査
- 騒音・景観調査
- 電波障害調査
- 地元合意形成
4
基本設計
- 風車設置地点・風車導入規模の決定
- 電力会社との協議
- 風車機種の決定
- 環境影響評価
- 経済性の検討
5
実施設計
- 測量調査、地質調査
- 設備設計、工事設計、工事管理
6
関係機関手続き
- 電気・立地・環境関係の法令および基準
- 電力会社との系統連系協議
- ファイナンス(資金調達)の検討
7
建設工事
- 土木工事、風車設置工事、電気工事
- 試運転、検査
風車完成
メンテナンス開始
NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・
産業技術総合開発機構)の局所風況マップや
環境省の風況マップをもとに有望地域を探します。
有望地域に観測ポールを建てて風況を
1年以上観測。収集したデータから風況特性と
発電量を評価し、事業化を検討します。
土地改変に伴う有望地域の動植物、周辺への
騒音・景観や電波障害を調査します。また、
説明会等を通じて地元合意の形成に努めます。
風車の設置地点と導入規模と機種を決定。
電力会社との協議を開始。
環影影響評価の内容について住民や
関係自治体等の意見を聴きます。
また、事業の経済性を検討します。
建設用地の測量調査、建設地点の地質調査
を実施。必要な電気設備の設計、土木工事
の設計、および工事管理計画を策定します。
電気・立地・環境関連の法令と基準に
従って、関係機関の許認可を申請。
電力会社と系統連系を円滑に進めるため
協議を開始。資金調達を検討します。
建設地および道路用地の土木工事の後、
風車を設置。電力系統との連系までの
電気工事と施設内の電気工事を実施。
試運転を経て最終検査を行います。